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わり算でつまずく子の“3つのパターン”と家庭での直し方

わり算が苦手な子には共通するつまずき方があります。九九・引き算・意味理解の3パターン別に、家庭でできる具体的な直し方を紹介します。

「わり算になったとたん、急に手が止まる」。小学3〜4年生の保護者からよく聞く悩みです。わり算はかけ算・引き算・数の意味が全部つまった総合種目なので、つまずく場所も子によってちがいます。まずは「どこで止まっているか」を見分けることが第一歩です。よくあるのは次の3パターンです。

パターン1:九九があいまいで手が止まる

わり算の商を立てるとき、頭の中では九九を逆から使います。「63÷9」を解くには「9の段で63になるのは?」と九九を探す必要があります。ここが遅い・あいまいな子は、わり算そのものではなく九九でつまずいています。

パターン2:あまりの引き算でまちがえる

筆算のわり算は、「かけて→引く」をくり返します。ここで引き算、とくにくり下がりをまちがえると、答えが全部ずれます。計算式は合っているのに答えが合わない子は、このタイプが多いです。

パターン3:わり算の“意味”がつかめていない

「12個のあめを3人で分ける」と「12個のあめを3個ずつ配る」。どちらもわり算ですが、意味がちがいます。この違いがぼんやりしていると、文章題になったとたんに式が立てられなくなります。

家庭でのコツ:まず1問、一緒に声に出して解く

お子さんに1問解いてもらい、途中を声に出させてみてください。「9の段が…」で止まればパターン1、「引き算が…」で止まればパターン2、そもそも式が書けなければパターン3、と原因が見えてきます。原因が分かれば、直すのはほんの一部で済みます。

まとめ

わり算は苦手そのものが1つではなく、九九・引き算・意味理解のどこにつまずくかで手当てが変わります。「わり算がぜんぶ苦手」と決めつけず、止まる場所を1つ見つけてそこだけ直す。これが遠回りに見えていちばんの近道です。

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