英語の「時間」の言い方を家庭で楽しく身につけるコツ
小学英語では「What time is it?」から始まる時こくのたずね方が登場します。o'clock/half/quarterの使い分けや、算数の「時計の読み方」単元との違いでつまずきやすいポイントと、家庭での練習方法を保護者向けにわかりやすく紹介します。
「時間」は算数の時計学習とリンクする単元
英語の時間の単元は、算数で習う「時計の読み方」と内容が重なるため、日本語で時こくが読めるかどうかが英語の理解にも影響します。まずは日本語で「7時半」「3時15分」がすっと言えるかを確認しておくと、英語の学習もスムーズになります。
時間でつまずきやすいポイント
- What time is it? の語順…「今何時ですか?」にあたる決まり文句だが、What time do you ~? など似た形の疑問文と混同しやすい。まずはこの1文だけをセットで丸ごと覚えるのがコツ
- o'clock を使う場面…「〜時ちょうど」のときだけ o'clock を付け、分がある場合は付けないというルールに戸惑いやすい。「ちょうどのときだけ付けるスタンプ」のようにイメージすると覚えやすい
- half と quarter の意味…half past ~(〜時半)、quarter past ~(〜時15分)、quarter to ~(〜時45分=次の時刻の15分前)という表現は、日本語の「半」や「15分」の感覚とずれがあり混乱しやすい
- to の使い方…quarter to ten のように「次の時刻に向かって」という to の感覚は、日本語にない発想のため、時計の絵を見ながら説明するとイメージしやすい
時こくをたずねる・答える会話の型
- 時こくをたずねるときは What time is it?(今何時ですか?)が基本形
- ちょうどの時こくは It's ~ o'clock.(〜時です)
- 半の時こくは It's half past ~.(〜時半です)
- 15分・45分は It's quarter past ~. / It's quarter to ~. で表す
家庭でできる練習方法
1. 実際の時計を見ながら質問しあう
おうちの時計や腕時計を見て、"What time is it?" "It's seven o'clock." のように親子で交互に聞き合うだけで、時こくの表現が自然に身につきます。
2. 1日のスケジュールを英語で言ってみる
「起きる時間」「学校に行く時間」「寝る時間」など、日常の生活時間を英語で言う練習をすると、実感を伴って覚えられます。"I get up at seven o'clock." のように文を広げていくのもおすすめです。
3. アナログ時計の模型やカードを使う
紙皿などで作った時計の模型で針を動かしながら、half past・quarter to の時こくを声に出して答える練習をすると、視覚的な理解と英語表現が結びつきやすくなります。
つまずいたときの声かけ
quarter to のような「次の時刻に向かう」表現は大人でも一瞬迷うことがあります。間違えても「時計の針を見ながらもう一度確認してみよう」と声をかけ、算数の時計学習と結びつけながら焦らず練習を続けましょう。
まとめ
時間の表現は、算数の時計学習とセットで身につけると理解が深まりやすい単元です。What time is it?のたずね方、o'clock/half/quarterの使い分けを親が知っておくだけで、声かけの質が変わります。実際の時計を使いながら、家庭での英語の会話を広げていきましょう。